2017年 03月 16日
画家・桑野純平さんをもっと知る! |
新企画展・『画家のアトリエ』、第一弾作家の桑野純平さんを、もっと知ってもらうために、いくつか質問をしてみました!
質問1/桑野さんが画家になろうと決めたのはいつ頃ですか?また、そのきっかけなどあればお伺い致します。
A/明確にきっかけになる様な出来事とかは特にないんですが、とにかく、小さい頃から絵を描いたり、何かを作るのが好きでした。作り出した物を褒められるとやっぱり凄く嬉しくて、その頃から「何かを作り出す」事に強い気持ちを持っていましたね。
質問2/好きな色はございますか?また、その色を連想する具体的な対象があれば教えてください。
A/特に好きな色は無いです。色って、それだけで何か特定なイメージなりメッセージなりが付いてくる事があると思うんです。そういう観念的なものに縛られた創作はしたくなくて、気持ちをいつも白にしてるから、、あ、そういう意味では白が好きかな。あと、白いTシャツが好き(笑)。
質問3/モチーフやテーマを選ぶ際は、体験と想像では、どちらの方が多いですか?
A/全くのフィクションで描き始めることはまずないです。表現としてファンタジーになっていたとしても、根源的には経験した事であるとか、見てきた風景であるとか、そういった自分の内側に蓄積された出来事を感情化して表現しています。それは、風景の作品でも一緒です。どこかにありそうな、それでも目の前にある風景ではなくて、全て僕の内側から湧き上がる風景なんです。
質問4/使用する画材で気持ちは変わりますか?あれば、例えば油彩、水彩、ペンで、それぞれどんな違いがありますか?
A/気持ちで違いはないと思うけれど、それでもやっぱり、油彩で水彩の様な「滲み」とか「浮遊感」みたいな表現はしにくいから、どこかで気持ちが選択しているんだろうな~。でも、それを明確に言葉で説明するのは難しい。ただ、さっきの話しとも繋がるけれど、色にまとわりつくイメージに作品の印象を左右されたくない気持ちはあるから、できるだけ余計な色は使わずに、モノクロ写真のような、そんな陰影や濃淡表現は、どの画材を使っていても意識をしています。
質問5/月光荘の画室では、以前に作品一点のみの個展を開催して下さいました。桑野さんの個展では、常に「作品を魅せる」為の空間作りを強く意識している様に感じますが、今回の企画展では、何か意識している事などございますか?または、方向性などあれば教えてください。
A/本当にゼロから(作品を作るところから)の企画だから、そこで何がイメージできるのかが勝負になりますよね。僕が作品を描く時には、いつも音やリズムを意識しているから、その時かかる音に気持ちを漂わせる事に集中します。だから、会期の前半と後半では、生まれる作品は全然違っちゃうかもしれないし、全く思いつかない時間があるかも(笑)。でも、それはそれで楽しむつもりです。
質問6/今回は作品制作過程も含めての展示空間ですが、桑野さんから「こんな所を見てほしい」など、あればお聞かせください。
A/ライブ感!「生きている!」っていう躍動感を、その空間一緒に過ごすことで感じてもらいたいです。作品が生まれる瞬間って、僕にとっても、お客さんにとっても一期一会だから。その瞬間をぜひ一緒に過ごしてほしいです。
月光荘/よろしくお願い致します!
そんな画家・桑野純平さんによる、新月光荘企画展『画家のアトリエ』シリーズvol.1は、3月28日(火)より2週間開催!詳細はこちら。
お楽しみに!
質問1/桑野さんが画家になろうと決めたのはいつ頃ですか?また、そのきっかけなどあればお伺い致します。
A/明確にきっかけになる様な出来事とかは特にないんですが、とにかく、小さい頃から絵を描いたり、何かを作るのが好きでした。作り出した物を褒められるとやっぱり凄く嬉しくて、その頃から「何かを作り出す」事に強い気持ちを持っていましたね。
質問2/好きな色はございますか?また、その色を連想する具体的な対象があれば教えてください。
A/特に好きな色は無いです。色って、それだけで何か特定なイメージなりメッセージなりが付いてくる事があると思うんです。そういう観念的なものに縛られた創作はしたくなくて、気持ちをいつも白にしてるから、、あ、そういう意味では白が好きかな。あと、白いTシャツが好き(笑)。
質問3/モチーフやテーマを選ぶ際は、体験と想像では、どちらの方が多いですか?
A/全くのフィクションで描き始めることはまずないです。表現としてファンタジーになっていたとしても、根源的には経験した事であるとか、見てきた風景であるとか、そういった自分の内側に蓄積された出来事を感情化して表現しています。それは、風景の作品でも一緒です。どこかにありそうな、それでも目の前にある風景ではなくて、全て僕の内側から湧き上がる風景なんです。
質問4/使用する画材で気持ちは変わりますか?あれば、例えば油彩、水彩、ペンで、それぞれどんな違いがありますか?
A/気持ちで違いはないと思うけれど、それでもやっぱり、油彩で水彩の様な「滲み」とか「浮遊感」みたいな表現はしにくいから、どこかで気持ちが選択しているんだろうな~。でも、それを明確に言葉で説明するのは難しい。ただ、さっきの話しとも繋がるけれど、色にまとわりつくイメージに作品の印象を左右されたくない気持ちはあるから、できるだけ余計な色は使わずに、モノクロ写真のような、そんな陰影や濃淡表現は、どの画材を使っていても意識をしています。
質問5/月光荘の画室では、以前に作品一点のみの個展を開催して下さいました。桑野さんの個展では、常に「作品を魅せる」為の空間作りを強く意識している様に感じますが、今回の企画展では、何か意識している事などございますか?または、方向性などあれば教えてください。
A/本当にゼロから(作品を作るところから)の企画だから、そこで何がイメージできるのかが勝負になりますよね。僕が作品を描く時には、いつも音やリズムを意識しているから、その時かかる音に気持ちを漂わせる事に集中します。だから、会期の前半と後半では、生まれる作品は全然違っちゃうかもしれないし、全く思いつかない時間があるかも(笑)。でも、それはそれで楽しむつもりです。
質問6/今回は作品制作過程も含めての展示空間ですが、桑野さんから「こんな所を見てほしい」など、あればお聞かせください。
A/ライブ感!「生きている!」っていう躍動感を、その空間一緒に過ごすことで感じてもらいたいです。作品が生まれる瞬間って、僕にとっても、お客さんにとっても一期一会だから。その瞬間をぜひ一緒に過ごしてほしいです。
月光荘/よろしくお願い致します!
そんな画家・桑野純平さんによる、新月光荘企画展『画家のアトリエ』シリーズvol.1は、3月28日(火)より2週間開催!詳細はこちら。
お楽しみに!
by gekkoso-gazaiten
| 2017-03-16 16:34
| 画家のアトリエ
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